連ドラ式・読書のすすめ。
この「くろねこ@国語塾」には、以前夕刊紙や他の日記で掲載していたネタも書き直して再掲しているので、2度目の方はごめんなさいm(__)m
さて、今日は「連ドラ式・読書のすすめ」であります。読書と言っても大人がするのではなく、子どもに読ませるために私が使う手法です。
①1冊の本を用意します。著作権上いかがなものかと思いつつ、全コピーして元原稿を作ります。少人数であれば、人数分コピーします。
②そして、章ごとに分冊にします。
③まず最初の1章を配り、全員で読みます。私は合間に質問をしたりしながら、子どもに登場人物への感情移入を誘います。
④次の章は宿題として配ります。その場で読み始める子もいますが、我慢させます。配る時に「この次はなぁ、こんな風になるんちゃうかなぁ」などと映画の予告っぽく煽ります(笑)。時間に余裕のある時は、子どもに予想させます。これがなかなか面白い。
⑤次週、まずは感想を聴きます。いわゆる「昨日の『プライド』観た~?」のノリで「あそこがおもろかったなー」「君らどこが面白かったん?」「登場人物は誰が好き?」みたいにラフな感じで聴きます(笑)。読んでない子は話題に入れません。読書嫌いの子も一章ぐらいなら軽々と読んできます。
⑥余裕があれば、これまた次回を配る前に予想をします。そしてドラマの最後のように次週予告をかまします(笑)。
この「連ドラ式・読書のすすめ」には“鉄の掟”があります。「決して、本屋や図書館で探して最後まで読んでしまわないこと」です。
しかし、面白さに耐えかねてひとり、2人と脱落していきます。半べそで「先生、ごめん。気になって読んでしもた」とかお母さんから電話がかかってきて「すみません、どうしても買ってくれと言うので…」と平謝りの電話が入るんです。そういう子には守秘を約束させて、最後まで緊張感を維持させるように努力します。一番盛り上がるところは、授業中に一緒に読んだりして感動を分かち合います。
その後、書かせる感想文がいい出来なのは言うまでもありませんが、欠点もあって私及びクラス全体で共有した感想に引っ張られがちな、似た感想文になってしまう傾向はあります。
読書嫌いの克服には最適で、これで今まで漫画しか買って読まなかった男子が隠れ読みをしてしまったりすると「しめしめ」と嬉しくなってしまいます。
手間はかかります。だからこそ、このような形でこちらが選定した名作を分冊で出してくれる出版社を切望しています。もちろん、私が執筆した予告トークや教師の使い方マニュアルを添えてくれれば言うことなし(笑)。
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Comments
こんにちは!
私も英語でそれがしてみたい、と常日頃から思っていました。
しかーし・・・
そこまで英語の本が読める生徒は一人もおりません(撃沈)。
(高校生ですら・・・)
ああ、そういう授業がしたいよぉ・・・
Posted by: serena | 2004.02.14 at 06:21 PM
あー英語の本ででも楽しそうですよね。しかしその前に英語力ですか…いや、きっと思いは通じるはずです(^o^)丿
私も実現に向けて少し動いてみようと思っています。
Posted by: クロネコとと | 2004.02.19 at 02:14 AM