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2004.03.31

トレーニング式・国語学習法~理論編

 最初に、自分の勉強法を提案する前に一言いわせてください。教師ってのは本当に揚げ足取りが大好きで、自分の教え方が世界一だと思っている人種です。ほとほと塾教師時代から嫌な思いをしてきましたし、自分にもその悪癖があるのを受け入れた上で物事を考えようと思っています。

 学習法などをネタ出しするとやってくるメール…共感する振りをして実は自分の自慢。私の理論の粗探し。結局はそうすることで「自分」を認めてほしい教師のどれほど多いことか。

 私は生徒にいつも言います。「先生によってセオリーが違うのは当然。自分に合ったものがベストの勉強法になるだけのこと」…よく言うじゃないですか、「好きになった人が好みのタイプ」と。その前提を忘れずに、書かせていただきます(自分のBlogやのに気ぃ遣ってんな)


 ◆「トレーニング式国語学習法」~理論編・実況中継(対象:小学校高学年)

私「国語って算数とか社会と違って、入試の会場に行って『よーいドン!』でみんな初めて読む文章を解くよな。他の教科やったら、『あ、これ植木算や』とか『水溶液の問題や』とか『奈良時代やな』とか問題を見て記憶をたどっていくけど、国語はその場で初めて読まされる問題に集中しなあかんねん」

私「だから、他の教科はコツコツ暗記や例題を繰り返してゴールに向かうマラソンや。暗記してないでテスト受けたらどうなる?頭の中からはなーんにも出てこん。スタートの時から差がついてしまっている教科やねん。でも国語は違う。その日、その場で初めて見る問題を解くのはみんな条件は一緒や。漢字とか慣用句とか暗記もあるけど、大部分はその場で読んで答える問題ばっかりやろ」

私「ここで、『国語は得意教科や』という子、手ぇ挙げてごらん…よっしゃ、ほんなら今手を挙げた子で『文章によって出来たり出来なかったりする』という子、手をそのまま挙げといて~…ほとんど全員やん(笑)」
 ※ほとんどの子が、国語は文章によって浮き沈みがあることを認めます。

私「そうそう、つまり国語は『1回やった文章をしつこく覚えててもしょうがない』教科やねんな。大事なこと言うと、受験国語ではほんまの国語力だけじゃなくてちょっと違う力が育つ。なんぼ文章の内容が完璧にわかっても、『速く正確に』解けな意味がないということや。1時間かかって、1問目がやっと半分読めました~ではテスト0点やろ」

私「だから、『よーいドン!』でその場で読んだ問題に答えていく、50メートル走みたいなもんやねん。じゃぁ○○。君がめっちゃ好きな女の子のいる前で、50メートル走を走ることになったとしよう。1ヵ月後に走ることになった。君は速く走って好きな女の子に『かっこいい!』と思われたいわけや。さぁ、今日からどうする?」

○○「練習する」

私「せやな。じゃあ、1ヵ月後に走るから、練習はその一週間前から初めて間に合う?」

○○「うーん、ちょっと自信ない…」

私「じゃあ、今日から毎日練習してタイムが1週間で縮んだとしようや。『俺、完璧!』と思ってその後三週間ごろごろしてたらどうなる?」

○○「また遅くなる」

私「そうやね。つまり毎日練習することでどんどん速くなるし慣れていくねん。うっかりサボったりしたらすぐ元に戻るし、練習を始めるんやったら早いほうがいい。入試の国語もこれと全く一緒や。今、偏差値70ある子が『俺、入試楽勝やしもう国語せえへん』って受験まで国語やらんかったらどうなる?」

生徒「落ちる!」「できなくなる!」

私「そう。おもろいけど、偏差値ええ子でもサボったら落ちる。先生かて、1ヶ月難しい文章読まへんかったら『あー前はスラスラ読めたのに、今はしんどいなぁ』って思うこと多いねん。これが毎日読んでると違う。めっちゃ読むのも頭に入るのも速くなる。だから君らも一緒や」

>次の日記に続く

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