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2004.04.15

トレーニング式・国語学習法~実践編

 さて、延び延びにしていました「トレーニング式・国語学習法」の実践編です。

 何も難しいことはありません。要するに今やっている宿題を「毎日コンスタントに国語に触れる」スケジュールに組み替えるだけです。この場合、塾に行っている生徒を前提にして書きますね。

 子どもが1週間にやっている学校や塾のスケジュールを国語に関して全て拾い出します。

 月 学校(国語の授業で小テストあり)
    塾(算数)

 火 塾(国語)

 水 

 木 

 金 塾(算数)

 土 塾(理・社・国)漢字小テストあり

 日

 こういうスケジュールの場合、生徒は

 日 学校の小テストの勉強

 月 塾の宿題(火曜の分の読解)

 火 塾で国語の授業

 金 塾の宿題&漢字テストの勉強

 土 塾で授業


 こういう風に固めて勉強をしますので、水・木は国語に一切触れないケースも出てきます。私はこのスケジュールに対して、まず漢字テストの勉強を木曜にずらします。読解は、極力「読んですぐ解く」のが理想なので、私は家で事前にやってきたものを授業で解説するのは好きではありません。

 3日前に家でタラタラ解いた文章や問題を覚えているほど子どもは意識が高くありません。最悪なのは親がべったりついて答えを導きながらやった読解問題。意気揚々と手を挙げますが、当てる気も失せます。「解いて、ほんまの答えを知りたい気持ちのまま解説を受ける」のがベストです。

 よって、塾にできるだけ近い日に解くのが効果的です。そして空いた日に、「30分で完結する内容」で国語に取り組むのがいいと思います。同じ文章を繰り返してやることも、あまり効果はありません。15分で解いて15分で直しができる、苦手な子なら学年が下がっても簡単な問題集に取り組みます。

 得意な子なら上位レベルの問題をやってもいいですし、辞書引きをするのも一つです。短い作文を書くのもいいでしょう。そうすると、以下のような日程に変わります。

 日 学校の小テストの勉強

 月 塾の宿題(火曜の分の読解)

 火 塾で国語の授業

 水 別の問題集をやる

 木 漢字テストの勉強

 金 塾の宿題

 土 塾で授業

 …これで毎日少しずつ、確実に国語に触れることになります。50メートル走を速く走ろうとするのに、1週間に1度だけ10キロ走ってもタイムはあがりません。「毎日ダッシュを繰り返す」に限ります。だから、国語が本当に苦手な子には塾の宿題だけでなく、毎日別課題をやるように指導する場合もあります。だいたい、1~2ヶ月ぐらいで効果が出てきます。

 よく中3のほんまにできない子に「予習シリーズ1」の標準・発展問題をコピーした「2週間完成問題集」を作って渡していました。「小5の!うわーカッコ悪い」と言いながら、プライドもあってやってきます(笑)。小学生なら、ランクを落とした問題集の下の学年の物などを選んでいました。

 たいしたことない理論なのでがっかりした人もいると思います。でも、毎日コツコツに勝る特効薬は無いのです。経験値の高い生徒ほど、高水準で安定した成績になっていきます。その基本の学習習慣も築かずに、ノウハウ本に踊らされてあれこれ子どもを振り回すのは、得策ではないと思います。

 ま、塾の先生も「効果的な宿題のやり方」を教えないのがいけないのですが。義務で宿題を出してるだけの教師もいます。子どもが宿題に意味を感じておらずこなしているだけの場合は、その可能性が大ですので、ご注意くださいm(__)m

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