ラブラブ国語学習法
…なんだそりゃ、と言う方も多いと思いますが小学生にはよく言っています。中学生や予備校生にはこの言葉は使いませんが(退かれるので)基本の考え方は一緒です。
ちょっと実況中継で。小5ってところでしょうか。
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私「あんな、今日は“ラブラブ国語学習法”って言う技を教えてやろう」
生徒「わーなんなんそれ」「いややー」(まぁひとしきり騒ぎます)
私「まずな、頭の中でこのテキストをめっちゃ好きな人とくっついて一緒に読んでるって考えるねん。先生やったらそうやなぁ~妻夫木クンかなぁ」
(この妻夫木の部分は時代とマイ・ブームによって変化。一度「レオナルド・ディカプリオ」と言って「日本語読めへんやん」と集中砲火を浴びた)
私「君らやったらどうなん。女の子やったらタッキーとかキムタクとかでもええし、男子やったらモー娘の加護ちゃんとかあややとか何でもええわ。別にほんまに学校のむっちゃ好きな子でもええし、先生に惚れてるンやったら私でもええぞ」
生徒「ありえへーん」「ぎゃー」(気持ちいいぐらい騒ぎよる)
私「…まぁ、とにかく大好きな人とこうやって一緒にテキストを開いてるって考えるねん。だから先生は妻夫木クンとラブラブで読んでるわけや。ほんでな、こうやって一緒に読んでいくとブッキーが質問してくるねん。問1みたいに、『ねぇねぇ、何で主人公はこんな気持ちになったん?(テキストの設問)』って」
私「なぁ、好きな人にこうやって質問されたらどうする?」
生徒「答える」
私「せやな、がんばって答えようって思うやん。ほんでな、先生は妻夫木クンに『それはね、○○で~だからなのよ』とやさしく返事をしてあげる。君らもそういうつもりで、好きな人に普通に返事してやったらええねん。ほな、私が○○の大好きな人やったとしよう」
○○「全然似てないし」
私「まぁええやん。ほんで、君に聞くねん。『なー、―線2のところの主人公って何で逃げたん、○○君教えてぇ~』って。ほい、好きな人に聞かれとんねん、返事してぇや」
○○「(なぜか照れながら)え…バレたらやばいし」
私「何がバレるの?教えてぇ」
○○「ガラス割ったこと」
私「じゃあ、ガラスを割ってやばいのは何で?教えて○○くぅーん」
○○「もー…先生に怒られるし」
私「何で怒られるとやばいん?」
○○「えー、先生が怖い」
私「よっしゃ、何や、答えわかってるやん。『なぜ主人公は逃げたのですか』『ガラスを割ったことがバレて先生に怒られるのが怖いから』…○○、そこの答えなんで書かへんかってん」
○○「だって、字数多いし…やったときはよくわからんかった」
私「おーもったいない!可愛い女の子に聞かれたら答えられるのに!あんな、国語の基本は『会話』やねん。問の1から10まで一緒に読んでる好きな人に質問されてるって考えれば簡単やし、楽しいやろ。もし、質問されてわからへん時には『待って、まだわかるところまで読んでへんし、わかったら返事してやるから』って質問に印をつけて次を読んでいったらええねん」
生徒「そんなら簡単や」
私「ただしな、その一緒に読んでる好きな人は、ちょっと細かいことにうるさいねん。先生やったら妻夫木クンと読んでるねんけど、『なぁ、30字以内で答えて』とか『句読点入れてや』とか『何段落で探してくれ』とか、めっちゃ注文多いねん。『あー妻夫木うるせー』とか思うけど、それに答えて初めて点数になるしな、忘れんといて。今日のところはまだ細かいことはええから、ほな、君らも誰か好きな人と読んでる!と思いながらこの『ラブラブ国語学習法』で今日の問題やってみよか」
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これは、国語の設問というのを難しく捉えがちな子どもに「誰かに質問されてて、それにただ返事をする口語感覚」でまず答えを出せ、という方法です。まず書き言葉ありきで処理しようとすると、特に論説文では難しくなる一方です。
授業も全て会話や質問で答えに到達させます。この「ラブラブ勉強法」というのは「会話の力で解答を導く」ことと「国語への抵抗感を無くす」2点で効果的です。特に記述問題に目に見えて効果があります。再度、設問と解答を会話させてみて、ちゃんと成立していれば○です。突っ込みの入るような一人よがりな答えが減ります。
リアルでお見せできれば一番いいのですが、「読み・書き」と同等に「話す」が国語力に根ざしていると実感します。前もその辺は書いたので、ご参考に…


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