子どもと遊ぶ!漢字ゲーム②
そう言えばこれもシリーズ物だったことを思い出したので、書いてみます。今度は「形」にこだわったもので、とにかく「木」という字が隠れている漢字をどんどん書かせて行き、これまた最後に先生が3つ違う「木」の入った漢字が書ければ勝ち。ウチの塾にはスタンプがあったので、「先生が負けたら全員に50点ずつ」とよく賭けていました。辞書は無しです。
まず、「木」が入っている漢字を書こう!というと素直にこの辺りが出ます。(お暇な方は書いてから続きを読んでみてください)
【初級編】
林・森・村・杉・松・材・机・柿・枝・枚・板・株・根・核・桃・柱・模・横・樹・柄・様・権・橋・相・梅・機・械
…ようするに「きへん」シリーズで、生徒もここからスタートします。そして「へん」の呪縛から解き放たれると
【中級編】
栗・査・桑・柴・栄・杏・某・葉・呆・柔・楽・薬・業・棄・架・果・宋・条・梨
…上とか下についてるものを探してきます。さらに、「木」の隠れんぼは続きます。
【上級編】
新・親・栽・殺・禁・想・閑・謀・床・霜・困
…このあたりになると「おった!」と本当に隠れんぼ感覚です。見つけた子はしばしヒーロー(笑)
ところが、子どもの柔軟な発想はここで私を解放してくれません。
「先生!『本』も『木』が入ってる!」
「『末』にもおる!」
※末・本・来・束・東・朱などは「きへん」に分類されているので間違いではありません。辞書無しで気づくのが素晴らしい。
「『科』も『私』ものぎへん全部や!」
「『米』もよく見たら『木』や!」
こうしてパラレルワールドへ突入する時もあれば、時間の都合で「『木』に飾りのついたのはあかん!」と言うかどちらかです。時間があれば、豊潤な漢字の世界で遊ぶのは楽しいもの。
秀・秘・類・粒・粟・季…
彼らの怒涛の攻撃に耐えながら、絶対に彼らが書けない難しい漢字しか残されず
「梟」「禿」「糞」
とか書いて「そんな漢字知らん!先生が作ったんやろ!」とでっち上げの疑いをかけられたあげく、スタンプをさらわれる…そんなことをちょこちょこやっていたものです。
「水」「口」「日」「力」「田」「土」「心」なんかがお勧めです。あちこちに隠れていますよ。
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