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2004.07.06

入試説明会に行こう!

今日も、過去の連載からピックアップしてみます。文体がやや変ですが夕刊紙対応ということで。

 「入試説明会に行こう!」 2001.6.28 大阪新聞


 「入試説明会」なるイベントをご存知だろうか。各私立学校が個別に開くものではなくて、大会場に学校ごとのブースが並んでいるもの。いわば学校の夜店が並んでいる「縁日」だと思えばいい。呼び込みこそしないが、売っている物はそれぞれの学校の特色である。ついたてで区切られたブースの中には学校から派遣された売り子…じゃなかった、入試担当の先生が二人ほど座っておられる。保護者や生徒は直接自分の受けたい学校の先生に話を聞けるというありがたやのイベントだ。

 私の塾でも年一回行われていた。一つの塾が開催するということは、来る保護者も生徒も知り合い同士が多い。これがいかんのですよ。私としては「ぜひ、偏差値で決めんとこの学校の話は聴いておいて~」と切望しているのに、当のお母チャンは知り合いの目の前で、偏差値が低いと言われている学校のブースには絶対に立ち寄らない。そして「あぁ~どこのパンフレットもらってんねん!」と天を仰ぎたくなるような名門・超難関校の校章入り紙袋をこれみよがしに持っていたりするのである。

 私は基本的に入試は「ドンデンあり」だと思っている。だから否定はしない。好きなところを受けてほしい。それでも!「分相応」「保険」もちゃんと話を聞いておいてほしいと心から願っている。入試が近くなって慌てて二番手・三番手と思う学校に不安に駆られて願書を出し、よく知らないまま行く結果になると子供の合格や入学を素直に喜んであげられないからだ。それに、実は名門・伝統校よりぐいぐい伸びている新しい学校、学校改革に大成功した学校の方が、下手をすれば難関校の落ちこぼれで喘ぐより推薦でいい大学に行ける。(経験多数)

 さらに「難関校から国立大は行って当たり前、中堅校からなら大健闘、普通以下校から行ったら伝説」という考え方もある。レベルが低いと目されている学校ほど、必死で才能を発掘して伸ばしてくれる。まさに「名を捨てて実を取る」受験だってあるのだ。

 人気校のブースはめっちゃ混んどる。逆に「隠れ名門校」のブースは閑散としている。この時こそ教育方針・大学進学率など聞きたいことをみっちり聴いて、少しでも「選択肢」を増やす努力を!受験直前になって「あの学校なら…」と思える瞬間が来るかもしれない。

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 もはやこういうイベントに行かなくなってしばらく経ちます。関西だと百貨店主催の入試相談会や、この私の連載していた夕刊紙主催の相談会もありました。私はしょっちゅう自主的に出かけていました。仲良くなった私立中高の入試担当の先生たちに裏情報をもらいに行くのも目的でしたが、何より自分の担任クラスの生徒が土壇場で困った時のために各校の資料をかき集めていました。

 暇なブースの先生にはたっぷり質問できるので、大学合格実績を見ながら細かい内訳(内部生の実績か、高校入学組みの実績か、浪人生は入っているのかなど)をネチネチ聞いたりしていました(笑)。あと落ちこぼれた子にどんな対処をしているのかも気になるものです。

 こういう情報が保護者懇談の時に生きます。情報が集まるタイプの塾は大丈夫ですが、少し自信が無い場合はイベントや情報サイトを大いに活用してくださいね。

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 【クロネコとと の お薦めメルマガ】
 
 「中学受験・算数計算問題 」 http://www.mag2.com/m/0000108321.htm

たかが計算とナメてはいけません!中学入試の加減乗除入り乱れた計算問題は訓練あるのみ。効率のよい解き方も教えてもらえます。お子さんと競争してみてください。

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 くろねこ国語塾イベント授業★7月18日
 http://www.kikaku-ya.net/kuroneko/
 小6用イベント授業の問題を作成中です。記述もがっちり。

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