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2004.08.30

しりとりをしよう!

 今日は授業中によくやる語意力や頭の回転を鍛えるゲームをご紹介します。

 それは「しりとり」です。

 「なーんだ」なんて思ってはいけません。ただのしりとりでは無いのです。用意するのもはキッチンタイマー。時間が余った授業中などに、よくやります。

 キッチンタイマーを3分~5分でセットして(クラスの人数にもよります)、最初の生徒に裏を向けたまま「見たらあかんで!」と言って渡します。そしてしりとりは条件付。例えば「食べ物限定しりとり」などにします。一応「料理はしてもいい」ということになっていますので、「ナス」でも「ナスの煮物」でもオッケーです。

 しりとりで「最後に“ん”がつくもの」で終わるか、「タイマーが鳴ったときに持っていた人」が負け。罰ゲームは黒板消しなどの他愛のないものでしたが、生徒は大興奮します。この「時間制限」「条件付」が子どもの知能を鍛えます。

 久々に実況中継で思い出しながら書いてみます。私はタイマーを次の子に渡したり、詰まってる子に助け舟を出したりしながらゲームを進行させます。順番が回ってきたらもちろん答えます。

私「よっしゃー、今から3分やで。食べるもん限定な。じゃあ先生から言うでー…『だんご』」
1「えーっと『ごぼう』」
私「ほい、『う』やで!」
2「うー『う』…」
私「あるやん、白くて長くてーずるずるって食べるやつ…(『うどん』で引っ掛けたい)」
生徒「先生の言うことに引っかかったらあかん!」
2「うー『うし』!!」
私「『うし』かー。まぁ食べるから良しとしよう、次『し』や、ほい!」
3「『しょうが』!」
私「うひょー賢いなー、ほんなら『が』やで」
4「『が』…『がんもどき』?」
私「おぉー…素晴らしい!『き』どうや!」
5「『きびだんご』!」
私「ええねー、よっしゃ『ご』!」
6「『ご』?『ご』?…『ゴリラの丸焼き』!!」
〔爆笑〕
私「よっしゃ、もし食卓に出てきたら絶対『ゴリラの丸焼き』食べるな?絶対やで?ほんならオッケー。『き』はどうだ!」
7「『きゅうり』!」
私「オッケー、よし『り』!」
8「『りんご』!!」
私「おぉ、また『ご』やで」
9「『ゴリラの酢の物』」
〔爆笑〕
私「君ら、ちょっとゴリラから離れた方がええぞ(笑)。今回はええことにしとこ、はい『の』!」
10「『の』…『のり』!」
私「ほい、また『り』やな」
11「えぇ…『りんご』しか思いつかん…」
私「料理してええねんで」
11「あ!『りんごジャム』!」
私「素晴らしい!『む』いこ、おっと時間がやばいぞ!」
12「えーっと、えーっと『むぎ』!」
私「よし『ぎ』!」
13「『ぎ』?『ぎ?』」
〔後ろの生徒が『急げー』などと大騒ぎ〕
私「ラーメンとセットになってよう出てくるやん」
13「あ!『ぎょうざ』!」
私「よっしゃ、『ざ』行けー!!」
14「『ざ』?『ざ』?…」
〔ここで無情にもタイマーの音が…〕
クラス一同「うぉー!」
14「わー黒板消しや…」
私「まぁ、後で手伝ってな。ついでに『ざ』のつく食べ物みんなで考えようや」
生徒たち「『ざるそば』!『ザーサイ』『ざくろ』」
〔結構、色んなことを言います。一度など『ザ・お好み焼き』『ザ・スパゲティ』などと全てに『ザ』をつけるので面倒なことに…〕
私「ふーん、色々出てくるなー。よっしゃ、また今度やるから食べ物や料理の名前気にしといてなー」

 …大体こんな感じで、大盛り上がりをします。私がこの「時限爆弾形式」を思いついたのは、小さなころ「笑点」に似たようなゲームがあって、いい大人が大騒ぎをしていたのを覚えていたからです(笑)。その他「生き物限定」「家にあるもの限定」「地名・国名限定」などなど、なかなか面白いものです。

 簡単に出来る語意力アップと頭の体操に、「条件付しりとり」をおすすめします!

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 〔追伸〕

 検索で尋常じゃない数の「読書感想文 代行」とか「読書感想文 お助け」などのフレーズが引っかかっていますが、夏休み終了前だなーと実感しています(笑)。

 ずるい手ですが、短編でも読書は読書です。宮沢賢治の作品は総じて短編が多いので「よだかの星」「猫の事務所」「セロ弾きのゴーシュ」「オツベルと象」などを読んで書いても、内容さえよければ大丈夫です。高校生がこれらの短編で書いてきても内容さえ良ければ評価に変わりはありません。

ここで読めます↓
 「青空文庫」宮沢賢治
 国語教師としてはちゃんと本を買ってほしいところですが、緊急性の高い人もいるようです(笑)

 短編を読んで、自分なりの解釈をメモします。作者が言いたかったのはこういうことかな、と。そして自分の体験や世間で起こった事件など、この作品に書かれたのと似た状況を探して書きます。その時の心理と、小説に書かれた心理の差や一致について考えます。

 また自分ならラストをこうする、などの創作や登場人物のその後などのサブストーリーを考えて勝手に膨らませるのも楽しいものです。基本的に「こうであらねばならない」読書感想文なんて無いので(あらすじ丸写しは困りますが)、自由な発想で書いてみてください。

 高校生なら太宰治芥川龍之介の短編などもいいでしょう。

 ちなみに私が好きな太宰の短編。彼は暗い作品ばかり書いている人ではありません。
 「畜犬談」
 犬に対する罵詈雑言の数々と、そのくせ飼い犬にほだされちゃう太宰のひねくれた感情表現が笑えます。

 ラストスパート、がんばってください!

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