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2004.12.25

「合格体験記」の効用。

 今日「マイ・ボディーガード」という映画を観てきました。小学生の女の子(ダコタ・ファニングちゃん天才!)に、水泳のトレーニングをしてきたボディーガード(デンゼル・ワシントン)が試合前にこんな言葉を掛けます。

「最初から強いかどうかは問題じゃない。鍛えたか、鍛えてないかだ。君は鍛えたか?」
「鍛えたわ!」
そうして、胸を張って水泳の試合に臨みます。実際、スタートダッシュを何度も繰り返すトレーニングをやっていました。

ふと、自分が受験前に掛けていた言葉を思い出しました。

「入試の会場で『あーもっと勉強しておけばよかった』という受験だけはするな。『ここまでやったからもういい』という自信を持って全て出しておいで。そこまでやって入れてくれへん学校なんか行かんでええぞ!」

―いわゆる「人事を尽くして天命を待つ」です。ホント、思い通りに行かない受験を相手にして子どもを責めない、悔いを残さないためにはとにかくやらせきるしかない。毎日のように声を掛け続けます。「で、今すぐ入試やっても大丈夫か?全力出してるか?」と。

 同時に、イメージトレーニングも大事だと思っています。毎日トレーニングをしつつ、成功イメージを描くこと。超現実主義の私ですが、意外とこういうものの効果も大事だと考えています。そのために何をするか…私は「寝る前に合格体験記を読め」と言っていました。行きたい学校に行った先輩の体験記、苦手教科や成績が似ている人の体験記。読むと力が湧いてくるはずです。実際、健康食品が売れるのも同じような理屈なのですが、とにかく体験記の持つ力は侮れません。

 この時期になって体験記だけ読んで努力もしないでぽーっとしてる、甘い夢だけ見てるおバカさんはいないでしょう。自分も同じ体験がしたいと思えば、「今、何をするべきか」が自然に心に入ってくる。私も授業中にたくさんの生徒の合格体験を話してきました。(よっぽど浮かれている子には『成績よかったのに直前に怠けて第一志望に滑った子の話』もわざと深刻そうにします)個人情報に触れる部分は出しませんが、これからしばらくの間「塾講師の合格体験記シリーズ」を続けて書いてみようと思います。

 1回目は、算数が苦手だったちょっとクールな男子生徒の合格エピソードを書いてみようと思います。

◆くろねこ@国語塾:役立つ厳選バックナンバーはこちら
http://www.kikaku-ya.net/kuroneko/study.htm
※俳句編追加しました。

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