「YOMIURI WEEKLY」のコメントについて
2/20発売号の「YOMIURI WEEKLY」の特集「05入試“一貫校”に異変」の関西の部分でコメントをしています。「当たり前のことしか書いてないじゃん」と思われた方もいるかもしれませんが「事前に戦略を立てろ」というのは子どものためにも本当に忘れて欲しくない基本中の基本です。
入試の回数が増えたおかげでお試し受験や本命の結果に焦り、行った事もない学校に慌てて受験を申し込んだなどのケースは年々増えています。
「自分の子は大丈夫」「絶対に第一志望以外は受けない」そう言い張っていた保護者の方でも、落ち込む子どもを見て動揺することはあります。〔参照:「入試相談会に行こう!」〕予想される学校は調べておいて、困ることはありません。
それから一言どうしても言わせて欲しい。
「実績稼ぎで本当に行きたい子のチャンスを奪わないで」
繰上げがある?その繰上げを待てずに入学金を払い込み、別の中学に行っている子どももいるんです。受験料がもったいないという気持ちはわかりますが、受験は「学習環境を手に入れるための努力」であり、大人たちの金や名誉やプライドのために子どもに壮絶な思いをさせることではありません。
○○校合格何名!№1だけでなく、「第一志望校合格率ナンバー1」が売りの塾があってもいいと思うのです。私も営業もやっていたのでわからないでもないので複雑ではありますが、やはり受験戦争を「戦争」にしてしまっているのは大人だと思います。現場の人たちからは偽善者と言われるのでしょうが、もう少し立ち止まって議論する余裕はあってもいいテーマだと考えています。
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